冷蔵庫用温度計はどこに置く?実際の庫内温度の測り方

冷蔵庫の設定温度は、食品が置かれた場所の実測値ではありません。米FDAは冷蔵室を約4℃以下、冷凍室を約−18℃以下に保つよう案内しています。庫内用温度計で棚の温度を測れば、ダイヤルの数字だけに頼らず確認できます。

温度計を置く場所と待ち時間

普段の確認には庫内用温度計を中央の棚に置き、表示が落ち着いてから読みます。扉を開けた瞬間の値だけで全体を判断しないでください。米USDAが紹介する設定確認法では、水を入れたコップに使用可能な温度計を入れ、冷蔵室の中央に5~8時間置きます。水に入れてよい部位・機種か、先に取扱説明書で確かめてください。

目的 測る場所 確認すること
冷蔵室の日常確認 中央棚の庫内用温度計 約4℃以下
USDAの水を使う設定確認 中央棚の水入りコップ 5~8時間後、USDAの目安38~40°F(約3~4℃)から外れたら設定を調整し再測定
冷凍室の確認 冷凍室用の温度計 約−18℃以下
冷蔵庫の中央棚の水入りコップで5~8時間測り、4℃以下を確認する図
食品を保管する棚で安定した温度を確認します。これは実測結果ではなく手順の図です。

4℃を超えたら

  1. まず扉が完全に閉まるか、パッキンに物が挟まっていないかを確認します。
  2. 取扱説明書に従って温度設定を変更します。数字を上げると必ず冷えるとは限りません。
  3. 5~8時間後に同じ方法でもう一度測ります。
  4. 高い値が続くなら食品の保管を見直し、機器の点検・修理を検討します。測定を待つ間、傷みやすい食品を高温のまま置かないでください。

測った棚、水の使用、開始・終了時刻、値、設定変更を短く記録しましょう。1回の5℃という値だけでは、食品が何時間温かかったかは分かりません。停電後の判断には時間と食品の種類も必要です。冷凍室についてUSDAは、温度計を冷凍食品の包みの間に入れ、5~8時間後に読む方法を案内しています。

よくある疑問

扉のデジタル表示だけでよいですか?

表示が設定値やセンサー位置の値で、食品の棚の温度とは異なる場合があります。別の庫内用温度計で確かめ、差があれば説明書を見て測り直してください。

肉用温度計を冷蔵庫に入れっぱなしにできますか?

食品に差し込む温度計と、庫内に置く温度計は用途が違います。水を使う方法も、その機種で許可されている場合に限ります。

参考資料

2026年9月28日確認。一般家庭向けの米国指針です。機器・温度計の取扱説明書を優先してください。

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